ラオス技能実習生を知るためにラオスへ視察してきた報告をいたします。

東南アジアで一番おとなしいと言われているラオスは、争いごとを好まない傾向にあります。

街中で東南アジアあるあるの車のクラクションを聞くことはあまりありません。道路上に犬がいるとすれば、動くのを気長に待つと言われています。

経済は、ベトナム戦争の影響やフランスの統治時代の影響を受け、日本と50年、ベトナムと20年、タイと30年遅れています。しかし、携帯電話など機器は日本と変わりません。

失業率は10％を超えています。

人口は750万人、近隣国に比べ人口が少なく、技能実習生の送出国としては注目されていないのが現状です。

認定送出機関は30社もなく、日本への送出事業をしている送出機関はこのうちの3分の1程度です。

ラオスはテレビの娯楽番組を隣国タイの番組を受信して視聴していることから、タイ語の聞く、話すができる人が高い割合でいます。

タイ語がわかるということから、タイへワーカーとして働きに出ている人も多くいます。

ラオス ビエンチャン（ワットタイ空港）への航空便のアクセスは、日本からの直行便がないため、ベトナム経由、タイ経由、韓国経由等が候補になります。

送出機関の視察中、ちょうど昼食の時間帯になり、食堂を見学させてもらったとき、一緒に食べませんかとほほえみながら話しかけてきてくれたことが強く印象に残っています。

認定送出機関の説明　外国人技能実習機構ホームページ　https://www.otit.go.jp/soushutsu/

ラオス基礎データ　外務省ホームページ　https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/laos/data.html